車両を1から考えるのは難しい。
ただ、それが架空鉄道の醍醐味でもある。
めんどくさいと考える前に楽しもう。
サイズや寸法はめちゃくちゃでもいい。
後で書き換えたらいいだけの話。
では、いざ、車両を作るのだが…
正直に言うと
最初から車両寸法や機器類に捕らわれて描くのはどうかと思う。
まずは、自分でなんとなく描いてみるのがいいかもしれない。
なんなら、第一回で言った車両の系譜。だなんてのも無視でもいいぐらい。
まずは、一回描いてみて、そこから手直しを施していくのはどうだろうか?
と言うのも、電車の絵しかり、何にせよ、一発で基本的には出来ない。
なんどもなんども失敗を重ねて成功するのだ。
なので、臆せずまずは描こう。描くことを楽しもう。
餅屋も2008年からホームページを公開しているのだが、当初の車両の絵と今の車両の絵の遍歴を見て頂きたい。
最初はガタガタでサイズもぐっちゃぐちゃ。でもそれでいいのだ。最初は。
京名電鉄の特急車両
形式名もコロコロ変えるが、
車両のデザインや書き方もコロコロ変える。
当初は路面電車と言われていた車高が
いまや展望席付き、バッファー付きの車両へ。
当時はそんな事になるとは思ってなかっただろう。
絵を描くのが楽しくなると、おそらく、
数を増やしたり、表現手法を学びだしたり、飽きたりを繰り返すと思う。
それでいいと思う。
架空鉄道は基本的に真っ白な自由帳に絵を描いているだけなのだ。
それを自分で消して、自分で書き換えて、また自分で消してを繰り返すのはなんらおかしな事では無い。
自分で書いたノートを自分で消して怒る人間って居るのだろうか?
それと同じ原理だ。
なので、じゃんじゃん描いて、じゃんじゃん手直しをしよう。
一番最初の京名電鉄の車両。このデザインは小学校の自由帳から続くのだが、
今の京名電鉄にも色濃く残る。ただデザインは変えまくっている。
どことなく上の電車のデザインに似ている今の京名電鉄。
18mから、名古屋の20mに、鋼製車体からステンレス車体と劇的な変化を遂げたが、自由帳からずっと続くデザイン。こういったものは大切にしてほしい。
あなたもジンドゥーで無料ホームページを。 無料新規登録は https://jp.jimdo.com から